「バナナが家族にもたらす効果」実証動画

FAMILIKE 家族に幸せをもたらす黄色い食べ物

「バナナを継続的に食べることによって、家族みんなを笑顔にするさまざまな嬉しい効果が見込まれます」

松生クリニック 院長
松生恒夫先生

バナナには、整腸作用がある食物繊維とフラクトオリゴ糖が豊富に含まれています。今回の検証試験で便秘改善効果がみられたのは、バナナの継続的な摂取によって腸内環境が改善されたことによるものと考えることができます。

便秘がひどくなると肌荒れが起こることがあるように、腸と肌は密接な関係があります。便秘が改善されれば肌の状態もより良好になることが期待できます。また、バナナには、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群なども含まれており、このような成分が肌の状態改善に寄与した可能性もあるでしょう。

このビタミンB群には、脳のエネルギー不足を防ぐ作用も期待できます。また、バナナは、神経を落ち着かせるセロトニンの原料となるトリプトファンも多く含んでいます。さらに、バナナに含まれる糖類はエネルギー源となって心身に活力を与えてくれますので、このようなことが複合的に影響して集中力が高まったのかもしれません。

今回の試験でとったアンケートでは、「家族の会話が増えた」「家族が笑いあうことが増えた」「家族仲が良くなった」と多数の人が回答しました。これは、家族を構成する人たちの便秘が改善されたり、肌の調子が良くなったり、集中力が高まったりすることで、みんなが明るく前向きになった結果、そのような実感が持てたのではないかと思います。

いずれにせよ、バナナのようなさまざまな健康成分を豊富に含む食品の継続摂取によって、家族が幸せになるということは素晴らしいことです。それを具体的に示すことができたのも、今回の検証試験の大きな成果のひとつだと思います。

松生クリニック院長・医学博士 松生恒夫(まついけ つねお)先生

≪プロフィール≫

1955年東京都生まれ。80年東京慈恵会医科大学を卒業。83年同大学第三病院内科助手、94年松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て、2004年松生クリニックを開業。腸のスペシャリストとしてメディアでも活躍中で、自らのクリニックに便秘外来を設け、地中海式食生活や漢方療法なども診療に取り入れ効果をあげている。医学博士、日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。『腸内リセット健康法』(講談社+α新書)、『40歳からの腸内改造』(筑摩書房)、『いつもスッキリ!快腸美人』(永岡書店)など腸に関する著書多数。